2012年 5月 (NEWS) ブラッドパッチが先進医療に!

脳脊髄液減少症の治療法「ブラッドパッチ」 先進医療に認定

保険適用に向けて一歩前進です。
これまで症状に耐えてきた方々も、救われる部分があるのではないでしょうか。
しかし、かなり診断基準が厳しい模様で、全ての人に適用されるわけではないようです。

夫曰く、
やはり、症状が自己申告によるものが多いので、なかなかあっさりとは決まらないのだろう。ということです。

今後、より研究が進み、たくさんの人が救われることを望みます。

2011年 8月 脳外科にて検査

脳外科にて二回目の受診。
再びMRIを行っての検査となる。

結果は、明らかに脳脊髄液減少症である。との診断だった。

医師曰く、ここまではっきり画像に出るのはとても珍しいとのこと。
漏れも、脳の沈みもはっきりと画像にて確認できた。

脳外科の担当医曰く、
いまだ、特殊な撮影方法と診断方法が必要で、
かなり限られた人数の医師しか判断できない。というのが現状。
また、この症例に対して、まだまだ批判的な医師もいるとのことだった。

なにはともあれ、
これといった外傷の起因要因もわからず、
はっきりと脳脊髄減少症と夫が診断されたということは、
やはり、この病気は、どのような人にも起こりうる。
ということがひとつ証明されたのだと思う。

自分でも気づいていない脳脊髄液減少症の患者は、
まだまだ多く存在するのではないのだろうか?


医師の診断をうけ、手術を行う事に。
日程は9月のシルバーウィークの連休を利用して行うこととなった。
1度目の手術で改善する率はかなり低い。
なので、2度目3度目も視野にいれておくように。と忠告を受ける。
費用は20万円前後となるだろうとのこと。

入院自体は3日間と短いが、退院後できうる限り横になっている必要がある為、
会社には有給をとり、自宅療養を1週間行うこととなった。

その後、はじめに訪れた大学病院の外科医師に報告。
先生自身も驚いていた。

また、神経内科にも報告。
点滴を受け、痛み止めを処方してもらう。
頭痛は痛み止めで大分収まる為、以前より業務に支障をきたすことはなくなった。

2011年7月 神経内科および脳外科受診

会社の近くの神経内科を受診。

問診のあと、医師により「髄液が漏れている可能性がある。」とのこと。
とりあえず点滴治療を行い、痛み止めをもらう。
これで改善がみられれば、良いとのこと。

3日後、やはり症状に変化がみられず。
再び、神経内科を受診。
かなり髄液が漏れている可能性が高いとのことで、専門の医師の判断が必要と告げられる。
紹介状をもらい、脳外科を受診することとなる。

2日後、脳外科受診。
問診と簡単なテストをうけ、やはり髄液が漏れている可能性が高いとのこと。
脳と腰のMRI検査を行い、結果によっては手術が必要であるとのこと。
ここにきて初めて「ストレス」という言葉を聞かず、夫は嬉しかったそうだ。
来週と盆明けに検査予約。

2011年6月 神経内科受診

ある程度の症状の改善がみとめられたもの、慢性的な頭痛、集中力の低下がまだみられる。
気温が上がってきて、症状がまた悪化する。

耳鼻科の医師によると、見える部分の副鼻腔炎は完治しているとのこと。
大学病院からMRIの画像を取り寄せ、画像診断してもらうが、やはり炎症はみられない。

再び、なにかストレスがあるのではないか?との医師からの質問。
再び否定。

耳鼻咽喉科ではこれ以上できる治療がないため、神経内科の受診をすすめられる。

2011年1月続き 耳鼻科受診

大学病院の耳鼻科ではなく、通いやすいようにと、会社のそばの耳鼻科を受診。

問診・レントゲンから軽度の副鼻腔炎が判明。
ひどい場合は手術が必要だが、投薬の治療で治せる状態のこと。
毎週、耳鼻科に通うこととなる。

鼻の通りをよくする薬・炎症止め・抗生物質などを服用する。
症状は劇的に改善がみられ、とりあえずひと安心する。

2011年1月 MRI・CT

年末年始にかけて胃腸風邪を患う。
風邪がなおってからも、あいかわらずのめまいと頭痛。横になっている時間が多くなる。
ロキソニンを飲むと、少し動けるようになるが、症状の改善はみられない。

年明け早々に、MRIをうける。

結果はやはり目立った異常はなし。
しかし、ごくわずかに、副鼻腔炎(ちくのう症)の炎症がみられるとのこと。

再び、医師の「何かストレスがあるのではないか?」との質問。
とりあえず、耳鼻科を受診することとする。

2010年12月 消化外科受診

9月以来、症状の改善は見られず、めまい・ふらつきがひどくなる。
車の運転も困難となり、つねに酩酊状態のような感覚が続く。
集中力の低下が顕著となり、記憶力の低下もおこる。

知人の紹介をうけ、大学病院の消化外科を受診。
精密な血液検査を行うが、結果は全て異常なし。
医師からなんらかの心因的ストレスはないか?と聞かれるが否定。
MRIおよびCTスキャンを、年明けにうけることとなる。

あまりにも症状がひどいため、ロキソニンを頼んで処方してもらう。
服用すると幾分かは楽になる。