脳脊髄液減少症の、はっきりとした原因はまだわかっていないようですが、いまのところ大きくわけて3つの要因が考えられています。
1. 髄液の生産力の低下
2. 髄液の過剰な吸収現象
3. 髄液の漏れ
1. 髄液の生産力の低下
主に脱水症状などで引き起こされることがあるようです。点滴治療や経口水分摂取で症状が改善されることもあります。
実際、よく汗をかく夏の暑い時期にはいると、この症例が増えるそうです。
2. 髄液の過剰な吸収現象
脳脊髄液減少症との関連はまだよくわかっていないようですが、逆の脳脊髄液が増加することによって引き起こされる「水頭症」は髄液の吸収障害によって、引き起こされることがあります。
3. 髄液の漏れ
一番要因として多いのが、この髄液の漏れです。
何らかの外因的影響をうけ、髄液が漏れだしてしまうことが原因です。
交通事故や、転倒転落、出産のいきみなどが原因になっていることが多いようです。
ちなみに夫の場合、考え付くのが中学生の頃、友達と悪ふざけをしていて後脳部分を打ったことぐらいだそうです。
実際の研究でも軽度の外傷でも起こることがわかっており、誰にでも、いつでも起こりうる病気であることがわかります。
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